2006年 11月 05日
あれから1年、
向かいのウタリさんのマスターと一緒に。
いつもこのジャンルの歌声がカラオケで聞こえてくるくらいのファンなので、今年誘ってみた。
今年もTRIOでの編成。
場所はザナドゥ。
ジョージさんファンはしっかり毎回来るんだなと思った。
去年と同じくらいの数のお客がきちんと集まっていた。
新譜も出たばかりで、今までの曲のアレンジを変えた内容。酒飲みにはピッタリ。
記憶に残るオリジナルが多い人だよなってあらためて思った。
ギタリストというよりシンガーという印象が強かった。
きっとずーっと歌い続け、横浜を代表する1人であり続けるんでしょうね。
なんかいいね。
横浜。。。米軍に荒らされた街。当時はブルースを歌うことが自然だったんでしょうね。
歌うしかなかったというほうが正しいかも。彼らには混血や在日が多い。
「YOKOHAMA 66]の詩を聞いたとき、その状況が思い浮かんだ。
フェンスの向こう側はアメリカ・・・って言う状況があったんですもんね。
今も米軍基地が滞在する日本。
NEWSを見ると、北朝鮮の核を巡る内容から日米安保でアメリカに頼るしかないのか、
日本も核を持つのかみたいな討論を毎日のように目にするが、そんな社会に生きている
今の自分達にもブルースはあるなって気がした。
米・中・露は核は手放さないでしょうし、それ前提で話が進むし。
「世の中一体どうなってるのよっ!」、「日本どうしたの!」って思うよマジで。
日本は絶対核武装しないほうが良いと思う。
そう決めてるんだし。
それが美しい。
ジョージさんの歌を聞いているとそんなこんな色々な思いが頭を巡った。
俺達は今を、そしてここ北海道のブルースを吐き出さなければならないと思った。