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みちのく一人旅 ー稲造 生誕の地へー

 盛岡、二日目。

 前夜の日本酒がまだ残りちょっと二日酔いだが、そんなに気分は悪くなく、

 朝9:30頃から行動。

 良いお酒だった証拠です。

 チェックアウトをすませ、朝の盛岡、中央通付近を散策。

 もう商店がオープンしているところも多く、すがすがしい朝を感じる。

 この街、派手さはないが思った以上に活気がある。

 「日本」の良さを感じ取れる。

 ちょっと前の栄えていた札幌狸小路に似ている。

 札幌で朝のこういう雰囲気を、もう20年くらい感じていない・・・。

 ちょっと人間らしさを、ここ盛岡で取り戻す。

 
 岩手公園へ。

 
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 盛岡城の跡地。

 南部藩で栄えたこの街。当時の良さが感じ取れる。

 城下町・・・個人的に大好き。

 城を見ると、パズルのように積み上げられた石にいつも感動。

 ピラミッドと同格といつも思ってしまう。

 この公園、札幌では中島公園のような所。

 土曜日なので、学生が部活の練習で走っていたり、お年寄りがスポーツをしたりして

 ほのぼのしたイー感じ。

 公園内に、

 「願わくは我、太平洋の架け橋とならん」(稲造の志)

 と書かれた石碑がある。

 本でしか見てないので、現地に来ると「んー、来たんだな・・・」と実感し、この土地の

 先祖の霊と更新している感じに錯覚していく・・・。

 公園を全部見るには20分ほどかかり、ふらふら歩いていると「新渡戸稲造 生誕の地」

 の標識を発見。

 で、それの指す方向を辿る。

 情緒ある川沿いの遊歩道を歩き、「しものはし」にたどり着く。

 
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 擬宝珠がついている。

 格式高い橋の証。

 地元札幌、創成橋を思い出す。

 ここは、開発に負けず当時の雰囲気を守っている・・・ようだ。

 ここを右に曲がると宮沢賢治のなにかの跡地があるが、今回はとりあえず無視をして

 左折し、橋を渡り稲造生誕の地へと向かう。

 渡ってすぐに、

 
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 発見。

 
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 生家は無いが、現在は新渡戸緑地として安らぎの公園として生き残っている。

 
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 奥には、

 
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 銅像が凛として立っている。

 ご挨拶をし、江原さんじゃないが、またまたこの土地のスピリッツとアクセス・・・。(のつもり)

 ベンチに座り、ゆっくりとこの場所にゆだねる・・・。

 気のせいでも、稲造と会話ができている気分になれる。

 ここで、感謝の意を込め、合掌。

 30分くらいこの感覚に包まれ、教育を受けている感覚になっていく。

 根本の理性、親の注意、神の声に近い・・・。

 洗礼している感じ・・・。

 稲造のメッセージを受ける。

 幸せで優雅な気分になれる。

 最後に、又ここへ来ることを誓い、一礼。

 
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 心よりリスぺクト。

 感謝です。

 時間があれば、もう少しゆっくりしたい・・・。


 気持ちを切り替え、ちょっとこりが取れた気分で来た道を戻る。

 川沿いの道を歩き(川が多いこの街。自分の生まれた旭川に似ている。)、

 景色を見ながら今のこのスピリチュアル状態が、ほのぼのとした雰囲気の盛岡の街に

 温かさを感じ、パワーアップしていく。

 この土壌が、偉大な人物を育むんでしょう。ね。

 ◎。

 文学的・文化的でこの街の押しつけのない威厳を感じる。

 良ーバランス。

 素晴らしい。

 更に、盛岡が好きになる。


 
 昼食時になり、先日の恩人に教えて頂いた「じゃじゃ麺」の名店、「白龍」(パイロン)へ。

 県庁の方へと足を運ばせる。

 途中に、

 
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 またまた眼鏡を取った、稲造の胸像が。

 うれしくなる。

 てくてく探しながら20分ほど歩き、神社の鳥居の向こう側に「白龍」を発見。

 
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 地元の人と、観光客とで毎日行列が出来る名店。

 「じゃじゃ麺」・・・、うどんに特製のみそとキュウリがのっていて、紅ショウガとからしで

 まずはあえて頂くという食べ物。

 その後、酢やラー油等をお好みで、混ぜ足しながらいろんな味を楽しんでいく・・・。

 これ結構はまりますよ。

 こういうの、懐かしくて楽しい。

 ソウルフード。

 しかも安い。大・中・小と選べて¥500前後。自分は小(一タマ分)で充分でした。

 最後に食べ干した器に卵を割り入れ、スープを入れてもらい卵スープに。

 これは+¥200。(写真取るの忘れてすみません)

 これらの行程で5倍美味しい!笑。

 下町庶民感覚バッチリで、おなかも満たされ満足。

 盛岡にいったら一度は体験してみては。

 おすすめです。


 店を出て、目の前に神社があったので、せっかくだからお参りをし、次の目的地

 「先人記念館」へと向かう。

 次はどんな出会いがあるのかとわくわくし、期待がふくらむ・・・。

 
   ー2日目、午前の部終了ー


                                     つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
by bar_inazo | 2007-10-18 16:38

bar inazo

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