2007年 10月 18日
みちのく一人旅 ー稲造 生誕の地へー
前夜の日本酒がまだ残りちょっと二日酔いだが、そんなに気分は悪くなく、
朝9:30頃から行動。
良いお酒だった証拠です。
チェックアウトをすませ、朝の盛岡、中央通付近を散策。
もう商店がオープンしているところも多く、すがすがしい朝を感じる。
この街、派手さはないが思った以上に活気がある。
「日本」の良さを感じ取れる。
ちょっと前の栄えていた札幌狸小路に似ている。
札幌で朝のこういう雰囲気を、もう20年くらい感じていない・・・。
ちょっと人間らしさを、ここ盛岡で取り戻す。
岩手公園へ。
盛岡城の跡地。
南部藩で栄えたこの街。当時の良さが感じ取れる。
城下町・・・個人的に大好き。
城を見ると、パズルのように積み上げられた石にいつも感動。
ピラミッドと同格といつも思ってしまう。
この公園、札幌では中島公園のような所。
土曜日なので、学生が部活の練習で走っていたり、お年寄りがスポーツをしたりして
ほのぼのしたイー感じ。
公園内に、
「願わくは我、太平洋の架け橋とならん」(稲造の志)
と書かれた石碑がある。
本でしか見てないので、現地に来ると「んー、来たんだな・・・」と実感し、この土地の
先祖の霊と更新している感じに錯覚していく・・・。
公園を全部見るには20分ほどかかり、ふらふら歩いていると「新渡戸稲造 生誕の地」
の標識を発見。
で、それの指す方向を辿る。
情緒ある川沿いの遊歩道を歩き、「しものはし」にたどり着く。
擬宝珠がついている。
格式高い橋の証。
地元札幌、創成橋を思い出す。
ここは、開発に負けず当時の雰囲気を守っている・・・ようだ。
ここを右に曲がると宮沢賢治のなにかの跡地があるが、今回はとりあえず無視をして
左折し、橋を渡り稲造生誕の地へと向かう。
渡ってすぐに、
発見。
生家は無いが、現在は新渡戸緑地として安らぎの公園として生き残っている。
奥には、
銅像が凛として立っている。
ご挨拶をし、江原さんじゃないが、またまたこの土地のスピリッツとアクセス・・・。(のつもり)
ベンチに座り、ゆっくりとこの場所にゆだねる・・・。
気のせいでも、稲造と会話ができている気分になれる。
ここで、感謝の意を込め、合掌。
30分くらいこの感覚に包まれ、教育を受けている感覚になっていく。
根本の理性、親の注意、神の声に近い・・・。
洗礼している感じ・・・。
稲造のメッセージを受ける。
幸せで優雅な気分になれる。
最後に、又ここへ来ることを誓い、一礼。
心よりリスぺクト。
感謝です。
時間があれば、もう少しゆっくりしたい・・・。
気持ちを切り替え、ちょっとこりが取れた気分で来た道を戻る。
川沿いの道を歩き(川が多いこの街。自分の生まれた旭川に似ている。)、
景色を見ながら今のこのスピリチュアル状態が、ほのぼのとした雰囲気の盛岡の街に
温かさを感じ、パワーアップしていく。
この土壌が、偉大な人物を育むんでしょう。ね。
◎。
文学的・文化的でこの街の押しつけのない威厳を感じる。
良ーバランス。
素晴らしい。
更に、盛岡が好きになる。
昼食時になり、先日の恩人に教えて頂いた「じゃじゃ麺」の名店、「白龍」(パイロン)へ。
県庁の方へと足を運ばせる。
途中に、
またまた眼鏡を取った、稲造の胸像が。
うれしくなる。
てくてく探しながら20分ほど歩き、神社の鳥居の向こう側に「白龍」を発見。
地元の人と、観光客とで毎日行列が出来る名店。
「じゃじゃ麺」・・・、うどんに特製のみそとキュウリがのっていて、紅ショウガとからしで
まずはあえて頂くという食べ物。
その後、酢やラー油等をお好みで、混ぜ足しながらいろんな味を楽しんでいく・・・。
これ結構はまりますよ。
こういうの、懐かしくて楽しい。
ソウルフード。
しかも安い。大・中・小と選べて¥500前後。自分は小(一タマ分)で充分でした。
最後に食べ干した器に卵を割り入れ、スープを入れてもらい卵スープに。
これは+¥200。(写真取るの忘れてすみません)
これらの行程で5倍美味しい!笑。
下町庶民感覚バッチリで、おなかも満たされ満足。
盛岡にいったら一度は体験してみては。
おすすめです。
店を出て、目の前に神社があったので、せっかくだからお参りをし、次の目的地
「先人記念館」へと向かう。
次はどんな出会いがあるのかとわくわくし、期待がふくらむ・・・。
ー2日目、午前の部終了ー
つづく